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ユヤマ 開業支援ドクターレポート

【埼玉県 整形外科】
羽田 勝先生

【埼玉県 整形外科】<br> 羽田 勝先生
埼玉県
越谷整形外科クリニック
羽田 勝先生

越谷整形外科クリニック様は、2024年4月に越谷市の住宅街で開業されました。整形外科・リハビリテーション科を標榜し、開放的なリハビリテーション室が特徴で、多くの患者様が来院されています

羽田 勝先生に開業のきっかけ、診療への想いやスタッフさんへの想い、今後の展望などを伺いました。

先生のクリニックの概要について、簡単にお話しいただけますか?

当クリニックは2024年4月に越谷の宮本町で開業しました。住宅街に立地しており、同じ医療ビレッジには内科クリニックもあります。一般的な整形外科治療に加え、運動器リハビリテーションや骨粗しょう症治療、再生医療にも力を入れています。

以前に開業を想定していたテナントではなく、私の要望に合わせて建物を建てられる珍しい計画物件で開業できました。患者様をお待たせしないことを目標として、レイアウト作成から患者様とスタッフが効率的に動けるような動線を考えてきました。診察室の裏が受付~診察室までつながっていることはよくあるレイアウトだと思いますが、診察室と処置室の並び順にこだわりました。診察室2つの間に処置室を設けており、診察の他に注射などの処置が必要な患者様の移動もスムーズに行えています。設備面でいうと開院当初からCT、レントゲン、超音波検査と検査機器の取り扱いを充実させることができました。院内での診断を迅速に行える体制を整えています。
ご開業を目指されるきっかけは何だったのでしょう?

病院勤務していたときに3~4年後に開業したいと考えていました。そのためにも時間をかけて、いろいろな手段で情報収集をして、ベストな条件の物件を探して開業を目指していました。先行して開業を検討していた知人がいたので相談していましたが、ふとした縁でその先生から今回の計画物件とユヤマさんをご紹介いただきました。

「自分の診療方針に基づいた地域密着型の医療について患者様からニーズがあること」「理想を実現できるだけの建物の広さが確保できること」がマッチングしたことで、本格的に開業を目指すことになりました。医師の働き方改革が本格化する前に開業できたので、今考えるとベストなタイミングだったと思っています。

ユヤマの地域医療支援室 サポートについてお聞かせ下さい。

開業場所の選定は大事だと思いますか? 

開業場所の選定は非常に重要だと思います。患者様のなかで高齢者が多い整形外科の特性上、「患者さんが通いやすい立地」と「地域のニーズを満たすこと」が成功のカギだと開業してからも実感しています。私のクリニックは駅から離れたところにありますが、日光街道・越谷街道・越谷浦和バイパスと複数車線がある大きな生活道路から近いことで、当初の予定より広域から患者様にご来院いただいています。車で通院される患者様用に内科さん・薬局さんと共用の駐車場となりますが、約40台が駐車できるスペースがあります。

他社ではなく、なぜユヤマにされたのですか?

他の業者では何かと急かされる印象がありましたが、ユヤマさんの場合は自分自身のペースや考えるための時間を尊重してくれました。グイグイと押し付けてくるようなことはなかったです。電子カルテについても、デモをして納得した場合に導入して欲しいと提案されました。良くある医療機器の導入にメーカーの制限がなかったところが、柔軟な対応で自分の考えとマッチしました。特に良かったところは不動産契約の部分です。住居を借りる印象でいたのですが、事業として借りる場合の契約は内容が異なる点がありました。細かな説明と提案をしてくれたので、大きなメリットを受けることができました。

クリニックの経営者として、どのようなことを意識されていますか?

スタッフの協力なしでは、自分の理想のクリニック運営を成立させることができません。1日に数多くの患者さんを診察するため、自分は診察に注力する必要があります。受付業務は受付、採血や注射などは看護師、リハビリはリハビリスタッフ、自分がやれない部分をスタッフに任せることが多くあります。患者さんにより良い医療を提供するためにも、信頼できるスタッフが必要です。 スタッフ求人について、駅前ではないので応募があるか心配していました。募集を始めてみたところ、数多くの皆さんからご応募をいただきました。看護師・放射線技師、受付事務・理学療法士やリハビリ助手を含む十二分な数のスタッフを確保できています。

クリニック運用の面では「患者様を待たせないクリニック」を目標にしています。診察から帰宅までの時間を最短化することを意識しています。土曜日の午前中など人が集中する時間帯にはお待たせしてしまうこともあります。現状では待ち時間に対するクレームはほとんどありません。安心して診察を受けてもらい、早く帰れる環境を維持できています。患者様の流れを考慮したレイアウトを実現できたことも大きなポイントだったかと思います。今後も「患者様の待ち時間を減らし、安心して来院してもらえるクリニック」を継続して目指していきます。

  • テスト

これから開業される先生方にアドバイス等 ございますでしょうか?

クリニックの新規開業を目指すということは、何かしらコンセプトをお持ちだと思います。私であれば、まず「患者さんをなるべく待たせずに、より良い医療を提供する」ということです。そのこだわりを叶えるためには、内装レイアウトの作成時点で部屋の構成・位置、患者様の動線・スタッフの動線を考える、医療機器の機種・台数選定など開業準備を進めていきます。順調に進めば良いのですが、何かしらの課題が必ず現れます。物理的な問題もしくは金銭的な問題です。こだわりを貫き通すことも良いかと思いますが、一瞬でも現実的ではないと思ったことは進めるべきではありません。 最後に、開業準備は一生に一度あるかないかの経験だと思っています。分からないこと・気になることがあったときに、気軽に聞ける・相談できる相手を見つけておくことが大切だと思います。

Clinic Profile

周辺には医療施設が少なく、高齢者が多い、地域住民からクリニックの要望が多いエリアでご開業されました。
先にご開業されていた内科クリニック様との相乗効果があり、開業当初から多くの患者様が来院されています。
取材を通じて患者様・スタッフさんなど人を大切にする羽田先生の熱い想いを感じました。